初めまして。
My cancer storyにようこそお越しくださいました。
私はG県在住の53歳。
46歳の時に乳がんステージⅡbの診断を受けました。
いままで、患者会等からお誘いを受けたこともありましたが、
向き合うことで引き寄せてしまうことへの恐れから、
極力そういった場を避け、前だけを見て歩いてきました。
ですがこのところ、
北斗さんや真央さんといった著名な方の闘病が話題になり、
否応無しに情報が耳に入って来るに付け、
自分の採ってきた治療法が、
もしかしたら他の人の役にも立つかもしれないと思えるようになり、
忘れないうちに記録に残そうという気になりました。
おかげさまで、
現在ホルモン剤の服薬のみで、
日々を無事に過ごせています。
ですが、宣告を受ける前後から、
結構アグレッシブな治療を自ら選択してきました。
このブログは、ようやくその頃を振る返ることができるようになった、
私の闘病記録です。
いままで後ろを振り向かずに前だけを見て歩いてきましたが、
ようやく、少しだけ当時を思い出す勇気が出てきました。
一部、当時お世話になった方々への手紙やメールを掲載しています。
今改めて読み返してみて、
やはり当時の切羽詰まった状況や、
それでも前向きに取り組む心情が、
そのままの形で残されています。
サブタイトルに付けた「サバイバー」は、
完治、とか克服、助かった、ではなく、
海外では癌を患った人全てに当てはまる表現だそうです。
治ったではなく、まだまだ治療途中。
そんな自戒を込めて、サバイバーと付けました。
今、辛い思いをしているお仲間に、
少しだけでもお役に立てれば、
幸いです。