東城先生の「家庭でできる自然療法」の中で、
ビワの次にページを割いて勧めているのが「砂療法」で、
いわゆるビーチでパラソルを立ててその下で砂に潜る、
海水浴場でのお馴染の光景です。
海水浴場や、河原の砂、庭の土でもいいそうですが、
驚くのは、
畑や果樹の下で人が潜ると、
人体から出る毒素でその後の畑に作物がならなくなったり、
木の実がすべて落ちてしまったりする
そうで、
その威力は凄いらしい。
特に子宮ガンや子宮筋腫に効くらしく、
8時間潜っているだけで、
ガンや筋腫が血腫となって出てくるという。
屋外で砂療法が出来ないときは、
袋にしたガーゼに砂を入れて縫い止め、
体の下やお腹の上、目の上などに載せても効果があるそうです。
いずれにしても猛烈な毒素が身体から出てくるため、
蚊が近寄らないとか、その後の土には種を蒔いても1年は芽が出ない、
人が潜っている場所に近づくと気分が悪くなるとか、
近くの砂に潜るとぐあいが悪くなるとか。
私は手術をした翌年の夏、
子供達と海水浴に行った折、
初めて砂浜に埋めて貰いました。
穴を掘るのはともかく、
埋めてもらうのもその後の世話も、
何かと厄介になるので少し緊張しましたが、
海で遊んだ後の子供達が砂に入ると、
気持ちよくなってぐーぐー寝てしまうのが印象的でした。
先生の本にもそのように書かれていたからです。
今年の夏は急に涼しくなったので、
海水浴に行きそびれてしまったので、
来年は是非とも砂療法、してみたいものです。
砂マットも、100均グッズ等で作れるかも。
砂療法に似た療法で、
ガン患者がよく訪れる玉川温泉と同じ効能があるという、
ラドン浴のできる施設が高崎にあるというので、
その年の冬には訪れてみました。
こちらは本場オーストリアのノウハウを生かしたスパで、
現地から運んだ10トンのラジウム鉱石が
世界的に有名な「ハイルシュトーレン」と同じ環境を作っているそうです。
熱した玉砂利のような石の床に寝ると、
スタッフが身体に玉砂利をかけてくれます。
1クール90分 3,000円で、
デトックス・冷えとりに効くそうです。
ラウンジには発酵玄米の電気釜のリーフレットなどもあり、
健康に気を使う人々に人気があります。
セイタカアワダチ草の効用
セイタカアワダチ草も容易に手に入る草なので、
この年の冬には試しました。
肝臓病やアトピー性皮膚炎に効くそうで、
私も東京にいた頃、通っていた皮膚科に処方されていたステロイドを、
G県のかかりつけ医に処方して貰おうと思ったら、
「人が生きるか死ぬか、そんなときに使うステロイドだよ」
と教えられました。
わたしは痒みがすぐ引いてくれるその薬に、
何年も頼っていたので、
抗がん剤と合わせるとかなりの薬物を身体に入れていることになるので、
セイタカアワダチ草は、そんな薬害にも良いそうです。
9月頃に出る黄色い花の穂の、
開花しない直前の蕾のときに、
葉と茎を上から30cmくらい刈り取り、
日に干して乾燥させ、
日本手拭いに挟み込んで水から入れて沸かした風呂に入る
と、ひどいアトピーも治るといいます。
2〜3日から、涼しい時期は4〜5日まで、
沸かし直しで入ると効果があるそうです…が、
やってみましたが、家族に不評で長続きしませんでした…
家庭でできる自然療法 東城百合子 |