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友へのメール「セカンドオピニオン」

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S様
I様

お疲れさまです。
皆様お加減いかがですか?

話が2転3転して申し訳ないのですが、
来週7/7(火)に急遽東京のクリニックに
セカンドオピニオンしに行くことになりました。

7/8(水)に抗がん剤点滴の予約は入れたものの、
G大病院の主治医の反応がいまひとつしっくり来ず、
早く落ち着きたいとは思いつつもとても気がかりだったので、
引き続き食事療法の指導を受けられる医師を探していました。

Amazonでガン関係の書籍を探していたところ、
「3大療法を否定せず、食事療法を指導する」という解説を見て「これだ!」と思い、
購入した本には、
「ガイドラインの半分の量の抗がん剤を、学会の許可を得て処方している」
とありました。
(G大病院は、「これが世界標準です!」といったスタンスでした)
たまたま目についた本だったのですが、読んでみると、
中医研で紹介して貰った星野医師ともいっしょに、
ゲルソン療法をベースにした講演をする方のようです。

講演会にカルテを持ち込んで診て貰った人の話もあったので、
わたしも次の朝先生のクリニックに電話を入れ、
診てもらえないかどうか問い合わせてみたところ、
看護士さん曰く夕方また電話をしますとのこと。
夕方来たその電話は、なんと先生ご本人からの電話です!

朝の看護士もそうだったのですが、
ものすごい早口ですがとても的確で優しく、
群馬から出てくる私に「お母さんはKのどこなの?」と
気遣ってくれます。

腋のリンパの大きさを伝えたところ、
「え、3センチもあるの!」
身長・体重を伝えたところ、
怒られてしまいました…

病状を話し、受けた検査を伝えた所、
G大で行わなかったPETという検査を追加して、
そのあと今後の治療方針を決めて下さるそうです。

私の病状の場合、リンパを通してガン細胞が全身を巡っている状態で、
いつどこに転移してもおかしくないので、
化学療法を優先してそのあと手術、という方針は変わらないようなので、
基本的にはG大病院で治療を受けると思いますが、
日本橋にあるクリニックで、食事指導をしてくださるそうです。

本を読んだ段階で、
先生の医療に対する考え方にいたく感動したのですが、
直接お電話までいただけ、嬉しくて涙が出ました。
お忙しい筈なのに、いきなりの電話に最短で診療予約までしていただけ、
ようやく「なんとかなりそう」と思えて来ました。

ホリスティック医学では、
埼玉の帯津先生なども有名ですが、
「牛肉?食べたかったら食べなさぁ〜い!」
といったスタンスがちょっと違うな〜、と思っていたのですが、
この先生はちょっと違います。

G大病院の先生は、いかにも
「競争に勝った権威」という雰囲気だったのですが、
この先生は全然違います!

済陽高穂 (わたよう たかほ)
今あるガンが消えていく食事

日本だけなぜ、がんで命を落とす人が増え続けるのか—消化器外科の権威がすすめる驚異の栄養・代謝療法

の著者でもあります。

最初に読んだのは
星野 仁彦
ガンと闘う医師のゲルソン療法—自らのガンを克服した精神科医が選んだ究極の栄養療法

だったのですが、福島で治療を行うこの先生は、
予約がいっぱいでとても診察は受けられないそうなので、
とてもラッキーです。

ホッとして今度はPETで新たにガンが見つからないか不安になって来ましたが、
(通常のCT・MRIは1センチなのに、PETでは5ミリで見つかるそうです)
この先生なら信じてついて行けそうです!
火曜日午後の予約なのですが、
その日のうちに画像解析をしてくださって、
治療方針を決めて下さるそうです。

G大病院に先生のお名前とクリニック名を伝えたところ、
「この方は乳腺の専門家ではありませんね?」
と怪訝がられてしまいました。
水曜日の抗がん剤治療は、
自動的に延期になりました。

西台クリニック
http://www.ncdic.jp/

帯津先生は、
「医者で迷ったら最後は顔で判断しなさい」
とどこかでおっしゃっていましたが、
済陽先生はすばらしいお顔です!!!
ほんとに、「これで助かった!」
と思えました。(単に好みなのかもしれないけれど)
http://www.ncdic.jp/aisatsu.html

以上長々と、ありがとうございました。

2009.7.04

bcs: