ホルモン剤の処方の関係で最長の3ヶ月に一回通っている、
3番目の出産の時からの私のかかりつけ病院、
群馬大学医学部附属病院に、先日行ってまいりました。
前回行った時にも感じたけれど、
学会等があって一番混む筈だった水曜日に、
すいている!駐車場に空きがある!
もっと言えば、病院の入り口から300mは渋滞が出来ていた、
敷地前の道路がガラすき!!!
そうです、つい最近までTVを賑わせていた、
肝臓外科医の医療事故問題の後遺症です。
隣市に大きめの総合病院が出来た影響もあるとは思いますが、
ここまでとは!
ちなみにG県は魔境と言われながらも、
こと前橋市に限って言えば、
人口10万人に対して医師の数が419.5人と、
全国平均226.5人の2倍近くもあり、
(全G県になると214.9人と全国30位)
医療に手厚い市として自慢できる筈だったのです。
(前橋市に集中しているのですが、汗)
その国立大学附属病院の不祥事です。
いやはや、みんな正直な反応で。
で、通い慣れた乳腺外科に行くと、
あれ?いままで無かった「肝胆膵外科」が、
同じ外来にできています。
そうです、問題を起こした部署が、
独立して新しい組織になったようです。
気をつけて掲示板を見てみると、
あちらこちらに新しい部署を紹介した新聞記事や、
病院の改革報告といった文書が掲示してあります。
そういえば、私の知人で肝臓癌を罹患していた人が、
この病院での手術の際は先生に片手は現金を渡してるなんて、
言っていたなぁ、古い世代の方なので。
(私の母の世代は、みんなこんなことよく言ってました)
でも、そんなものが手術の出来に左右したら嫌だなと、
そんなことはない筈だと、持たぬものは思ったものでした。
(その方も昨年お亡くなりになりましたが、手術ではなくて。)
10年前全前置胎盤で子宮摘出手術をした際は、
入院中院内受診の時に、
(思えばこの時も肝臓だった、良性腫瘍があって。)
手術カルテ一式、こっそりコンビニでコピーしましたけどね、念のため♪
いまはファイルにロックがかかっていてできません。
ただ、この時の産婦人科の主治医は素晴らしい方でしたし、
看護士さん、駐車場の警備員の方々は、
とても素晴らしい方ばかりです。
事務の方もよくして下さいます。
私も大腸ガンのポリープ切除の時には、
この問題になった部署のお世話になったのですが、
当時はそんなことが起きているなどとは知る由もなく。
一応無事に処置してもらっているので、
だいぶ間が空きましたが、(実は2年近く忘れてました…)
次回内視鏡検査をしていただくよう、
予約をして帰って来ました。
(あの担当医はまだいるのかしらん?)
昨年は乳腺でPET検査の予約をしたものの、
インフルエンザに罹り受けることができず、
今年は受けるつもりでいたのですが、
主治医が必要ないといいます。
で、このところ不摂生続きなので、
ふと大腸の方が心配に…
同じ旧第2外科なので、
乳腺の担当医が予約をしてくれるのです。
乳腺の方は今回は血液検査もなく触診だけで問題無し。
このところ省かれてしまっていた血液像(リンパ球数ね♪)の検査依頼をし、
次回は7年目のマンモと骨塩定量検査(骨粗鬆症検査)です。
帰り際、乳腺の主治医に
「友人がステージ0の乳がんの診断を受けて、
手術をするそうなのですが、必要でしょうか?」
と聞くと、
「現在のガイドラインでは手術適応です。いつステージ1になるかわからないので。」
との答え。でも、
「これから先はわかりませんがね。」
と、若くて綺麗な主治医はまた私の目をまっすぐ見て答えるのでした。
友人はまだ20代。主治医は、
「いま多いんですよ、若い人に。」とも。
群馬大学医学部附属病院の報告書はこちらです。
「腹腔鏡下肝切除術事故調査報告書について」
こちらは医師個人ではなく、組織に問題を求める見解。
「ハフィントンポスト」
群馬大学腹腔鏡事件 ~群大学長の無知が医療を滅ぼす~