タレントの北斗晶さんが、
乳がんの手術後この夏抗がん剤治療を終わられて、
9/23のブログに初めて帽子を脱いだ姿を公表されていましたが、
その中で、
「前髪が全然伸びない!」
と、薬の影響なのはわかってるけど、
とも書かれてます。
私の場合もほんとに一緒で、
しかも薬のせいとしっかり認識していなかったので、
そうだったんだ!と驚きました。
前髪、伸びないんです、未だに(汗)
後退したというか、毛が全体に細くなって、
年齢のせいもあると思っていたので、
若い北斗さんでもそうなんだと、
改めて認識しました。
でも、私は小さい頃から髪の量が多いのが悩みだったので、
少し少ないけれどもなんとかなっています。
髪だけでなく、腋の部分も夏の脱毛がとっても楽チンです。
ウィッグ生活から初めて美容院に行った日は、
何も聞かずに散髪してくれる美容師さんに、
感謝しました。
生え方が均一ではないので、
一目でわかる筈なのです。
ホルモン治療薬が高額!
手術を終え退院すると、
自宅ではホルモン剤の投与のみとなります。
この薬(初期は「ノルバデックス」から「フェマーラ」)が高額で、
保険が利いた価格で一錠約200円!
1日1錠とはいえ、
ほっと一息ついた段階で90日処方されると
約18,000円也…
抗がん剤治療や手術にお金がかかるのはわかっても、
この金額は心理的にずっと負担でした。
2016年になってようやく「フェマーラ」のジェネリック、
「レトロゾール」をつかえるようになって、
金額は1/2になりました。
ホルモン治療は骨粗鬆症のリスクが
女性ホルモンを抑えるノルバデックス、レトロゾールは、
小さな錠剤なのに更年期の女性の状態より
はるかに女性ホルモンを抑えてしまうので、
本当に体やお肌がギシギシしてきて、
実際に骨密度が下がってきてしまいます。
今は腫瘍マーカーも落ち着いていますので、
一息ついていますが、
股関節に痛みが出るようになってしまい、
「エディロールカプセル」という、
カルシウムの吸収を助ける薬も合わせて処方してもらっています。
実感としてはあまり効かないので、
体調のすぐれない日などはそれを言い訳にして、
ホルモン剤を飲まない日も…
でも、同じ時期に乳がんになった友人が、
薬が高いからとホルモン剤を飲まずに過ごしていたら、
今年(2016年)になって腫瘍マーカーが上がって来た、
と不安そうに話していたので、
やはりホルモン剤はやめない方がいいな、と思いました。
(この夏は私もほとんど飲んでいなかったので、
自戒の念も込めて)
その人は私よりもひと回りは若く、
術後の治療の仕方も私とは違い、
若くて閉経前なので、お腹に注射でホルモン剤を打ったと聞いているので、
条件は同じではないのですが。
私のがんは、
抗がん剤が効かなかった代わりに、
女性ホルモンで大きくなりやすいタイプだったらしいでの、
5年過ぎたら終わるかな?
と思っていたホルモン治療も、
まだまだ続きそうです。