大腸内視鏡検査は私には激痛検査

2年ぶりの大腸内視鏡検査は、やはり痛かった…
前日からガスモチンとセンノシドという下剤を飲み、
当日朝もガスモチンを３錠、朝食抜きで服用する。
久しぶりのせいか効きが良くて、腹部に緊張が走る。

2013年に乳がん手術２年後のPET検査で発見された腫瘍を切除した数えて3回目の今回は、
午前中いっぱいで2Lの液体下剤を飲むまでは経験者の余裕で過ごせたけれど、
診察台で腸の動きを抑える薬を左肩に注射したあたりから、雲行きが怪しくなっていた。

診察台に横たわった状態で、力が入っている意識はないのに、
看護婦さんから「力入ってますよ」と笑われる。
先生は前回とは違う人で、最初２人ほど操作に関してやりとりをしてたけれど、
どちらもびっくりするほどイケメン！ジャニーズにいてもおかしくないほどである！！

でも、それも検査が始まると全く関係なくて、痛いのなんの…
普通の人は全然抵抗なく通る内視鏡が、
私はいちいち、コーナーを曲がるときに激痛が走って、
まるで出産現場の様な修羅場になってしまった…

やはり、全前置胎盤→帝王切開＋貫入胎盤で子宮を全摘出した時の、
腹膜内の癒着が原因らしく、時間にすると30分~１時間の間なのだけれど、
「痛いです！！！」の連発で、先生には大変申し訳ないことに。

大腸上部に「憩室」が…でも患部は異常なし♪

検査結果はすこぶる良好で、4年前の切除跡も綺麗な状態でした。
大腸の奥の方に、「憩室」という窪みが出来ていたけれど、
これも加齢によるもので、すぐにどうこうはないらしい。
（いや、今ハマっていて昨年M市のコンサートにも行った玉置浩二氏が、
憩室炎で昨年5月のコンサートキャンセルしてました。）

ちなみにこの憩室は、西洋人に多いらしく、
要は肉食になるとなりやすいらしいので、
やっぱり日本人には伝統的な和食が大事なのですね…

それにしても、患部がカメラ経由とはいえ直接見られるって、
すごいことですね、（画像も超鮮明！）有難いです。

大騒ぎして申し訳なかったのに、イケメン先生は最後まで爽やかで、
「断端陽性があったのなら、検査は１年毎で」とのお言葉。
こんなに痛くないのなら、いくらでも検査したいけれど、
数ある検査の中でも、手術以外ではこの検査が私には一番つらいです…

でも、今回驚いたのは、診察室に入る時、
「Kさん、お久しぶり！よろしくお願いします！！」
と明るく声をかけてくれた看護婦さんは、
なんと7年前に乳がんの化学療法センターでお世話になった看護婦さん！
名前まで覚えていてくださって、今回最初から最後まで、
検査中ずっとお腹をさすってくれて、時には手を握り、
「痛いのはKさんのせいじゃないからね」と励ましてくれました。
出産現場さながらの修羅場となってしまい、恥ずかしかったのですが、
う〜ん、群大病院の看護婦さんには、本当に頭が下がります。

体力が落ちたのか、検査後も疲れが取れなくて、
1時間半ほど車で休んでから帰宅の途に。
（いや、いちおう注射した薬の副作用＝目がチカチカする等、
があるので、基本的に運転禁止です。）
いや、久々に参りました…