私の乳がん詳細と標準治療

・右乳癌(T1bN1MO stageⅡA、針生検で浸潤性乳管癌、ER陽性、PgR境界域、HER2陰性)
原発巣は1cm程、腋窩リンパ節は1cm〜3cm大が3つ
・術前化学療法(FEC(100)4コース→ウィークリータキソール(80)×12コース)
・手術(乳房温存術+腋窩リンパ節郭清)
・右乳房、放射線治療

・手術直前に受けた1.骨シンチグラフィ、2.術後MRI、3.放射線治療後PET,PET-CTのいずれにも第3胸椎骨転移疑い
・患部疼痛
・第3胸椎に対してゾメタ点滴→疼痛の軽減により一回で中止。

術後の服用薬

・ノルバデックス20ml(ホルモン剤:
その後フェマーラ2.5mgに変わり、2016年現在はジェネリックのレトロゾール)

・エディロールカプセル0.75(骨密度低下予防:2016年現在)

・初診:2009年6月15日
・確定診断:同6月26日
・術前化学療法(抗がん剤治療):同7月15日から2010年1月迄
・手術:2010年1月21日
・放射線治療:2010年3~4月

骨転移の疑いが自然治癒!?

一通りの標準治療を終えたのは2010年の5月なのですが、
1月に手術を終えて退院してからずっと、
首の下の背中側(第3胸椎)に痛みがあり、
骨シンチグラフィ、術後MRI、放射線治療後のPET,PET-CTにも炎症反応が見られました。
考えたくはなかったのですが、骨転移の疑いがあり、
主治医も追加の抗がん剤(ゾメタ)の点滴を勧めました。

が、放射線治療が終わる頃になると気候が暖かくなり、
背骨の痛みは軽くなっていきました。
放射線担当の医師は、
「このくらい放射線で治せるよ。」
といってくださったり、
そもそももしかしたら冬の間の寒さで、
眠る時に首や肩に力が入りすぎていたのでは?
と思うようになり、
何より痛みが遠のいていったので、
ゾメタの点滴は一回で中止してもらいました。

その後異常が見られなくなったので、
転移だったというよりは、
やはり単なる炎症だったのではと思っています。

今となってはどちらだったのかわからないのですが、
やはり常に「骨転移」を恐れているため、
思い込みもあったかもしれないし、
実際そうだったのかもしれないけれど、
免疫力が上がって来て自然治癒したのかもしれない。

ちょうど抗がん剤治療後で髪が抜け落ちていて、
冬の間、とにかく襟から後頭部にかけてがずっと寒く、
気持ちも落ち込んいて、常に緊張していたものです。

同じような症例をお持ちの方がいらしたら、
「そんなこともある」と少しだけ気に留めておいてください。

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