F様
ご無沙汰しております。
春頃からFさんの新たな活動を拝見し、
メールしたいと思っていました。
実はわたしは6月に乳癌が発覚して、
抗がん剤治療を始めたところなのです。
そんなこんなでメール出来ずにいたところ、
昨日歌手の川村さんが38歳の若さで亡くなられて…
時間を作ってゆっくりと書くつもりだったのですが、
少し話が前後して読みづらいかもしれません。
お許し下さい。
いや〜、不徳の致すところです。
不摂生しすぎました。
なまじ体力があったので、
過信していました。
私の場合はリンパ節に転移があって、
ステージ3一歩手前の
ステージ2b。
すぐどうこうはないけれど、
ちょっとやばい領域です。
歌手の川村さんは、
04年に乳がんが見つかり手術、
08年にリンパ節、骨、肺への転移が見つかったそうで、
私も手術をしても再発する危険性が高いので、
先に化学療法をして、
半年後に手術する予定です。
地元の大学病院と、
東京の食事療法を指導して下さる、
済陽高穂先生のところに通っています。
西洋医学だけでは、やはり不安なので。
鍼治療の先生が教えて下さった、
「ゲルソン療法」の流れを汲む先生です。
そして、ホリスティック医療と呼ばれる、
西洋・東洋を広くカバーする医療を提唱する、
帯津良一先生の本を読んでみて、
ホメオパシーやフラワーエッセンスも、
がんの治療に有効だと知りました。
またがん患者は、
「タイプCパーソナリティ」といって、
「周囲に合わせて自分を押し殺す」
「自己評価が低い」
といった傾向があるそうです。
私は我がままだし、
自信や自尊心は有り余るくらい持ち合わせているのですが、
根っこのところでやはりそうせざるを得ないトラウマがあるので、
これって治療した方がいいのかもしれない、
後の人生が大きく変わるかもしれないと、
思う様になりました。
この先生の本によると、
催眠療法、SAT療法といった療法があるそうなのですが、
信頼出来る人に処方されないと、
かえって心の傷が深くなる、とも書いてありました。
Fさんはその方面にはかなりお知り合いも多いかと思うので、
お勧めの先生がいらっしゃったら、
ご紹介いただけると助かります。
抗がん剤治療が3週に1回で、
合間の体調の良いときしか東京には行けないので、
なかなかそんな都合の良い先生はいらっしゃらないかもしれませんが、
月に一回は済陽先生のところに通うことになっています。
(慌てなくても良いのですが)
鍼と食事療法をしているということで、
主治医との折り合いは良くないのですが、
自分の体は自分で守らないと!(今更ですが…)
塩辛いものとスナック菓子、豚骨ラーメンとかが大好きだったのを改めて、
無塩玄米菜食・生ジュースの生活にしたら、
体調はすごく良くなりました。
でもね〜、いわゆる健康診断でも、
太り過ぎって云うだけで
どこにも異常値は出ていなかったんです。
怖いですね、こんなに簡単にガンってなるんだ、
と思いました。
今年の春まで3歳の末っ子に授乳をしていて、
乳癌検診が4年くらい開いていたのです。
Fさんも、ガン検診、受けて下さいね!
たまのメールがこんな内容で申し訳ないです。
読んでいただけて感謝です。
2009.7