お世話になった方の訃報ふたたび

年末ギリギリになって、いま一番お世話になっているお仕事先の方が事務所にやってきた。
書類を作りながら昨年の今頃やったお客様の話などをしているうちに、
その時の担当者の話になり、「今頃お忙しいでしょうね」と振ると、
「実は◯◯会の女性が亡くなりまして…」
「え?え?」
「47歳だったのですが、この3月に乳がんが見つかって…」
「それって私、夏の仕事でお世話になった方じゃ…」
「治療中だったのですが、昨日葬儀がありまして…」

すごく明るくて気が利いてパワフルな女性で、
私が一人で撮影に出向いた現場で手伝いをしてくださって、
撮影後クライアントと打ち合わせをしているうちに、
機材をきれいに片付けてくださった方でした。

1年前お世話になった時はあんなに元気だったのに…

それはさぞかし、上司であるWさんもショックで仕事も大変だろう…

今日はこんな記事も見つけたけれど、
なんだか頭に入ってこない。

がん治療、遺伝情報でオーダーメイド 保険適用めざす
https://www.asahi.com/articles/ASKDT5FSSKDTULBJ01B.html?rm=568

発見からたった9ヶ月、助からなかった人がいる事実。

私の町はこのところずっと雨が降っていなくてカラカラなのに、
隣町の彼女の勤務していた村は北からの寒波で雪雲にすっぽり包まれている。

距離にして10km位しか離れていない、その北の空に向かって、

合掌ー。

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